2021年7月2日 13時~15時 【青森市】
だんだん本格的に夏になって来て、海の青だけじゃなくて木々の緑に囲まれながら釣りをしたくなったのでブラックバス釣りに行ってきました。
しかも今回は初場所です!
初めての溜池へ!
夏の天気の良い日には無性に自然に触れたくなる時があります。
そういう時にはよく青森市内のメジャースポットである野木和公園に行って小バスを釣って遊ぶんですが、今回はいつもと違う場所に行ってみました。
前からその溜池でバスが釣れる事は知っていましたが、どこからどうやって行けばいいのかよくわからなくて行ってみたいなと思いつつ結局いつも野木和公園に行っていました。
ところが先日、普段行かない油川漁港の偵察に行った際、道に迷って適当に曲がった所がその溜池へと続くあぜ道で偶然にも行き方がわかったので今回行ってみる事にしました。
いきなり迷子!
運転しながらまだ早いと思ってたセミの声が聞こえたので「ああー、こないだ買ったセミのルアー持ってくれば良かったなぁ」とか「セミ鳴いてるならトンボも飛んでるかなー、飛んでたらトップで釣れるかなぁ」などと考えていると、道を間違えました。
カーナビを信じ切って「ここで曲がるんだった気がするけどカーナビが何も言わないしな」って通り過ぎたらカーナビが喋りました。
仕方ないからどこかで曲がって戻ろうと進むもあぜ道ばかりで曲がれそうな所はなかなか無く。
確か前に十三湖に行くために通った時に店があった気がしたのでそこで曲がろうと思って進みますが、ひたすら一本道でなかなか店が現れず。
思っていた5倍くらいの距離を走っても店が現れずに隣隣隣隣町くらいまで来てしまったので意を決してあぜ道で曲がって何とか戻りました。
おかげで40分以上時間をロスしてしまいました……
何とか到着
今度はちゃんと曲がるべき道で曲がって何とか到着。
前に迷った末にたどり着いた時にはヘラブナを釣っているらしき人が一人いたので今回も誰かいるかと思っていましたが車が無いので誰もいない模様。
迷ったせいで時間をロスしてしまったので急いで準備します。
準備しながら横にある溜池から流れ出してる用水路を見ると、シオカラトンボが飛んでいたのでトップも行けるかと思いまずは青木虫をセット。
野木和公園ではよくこれで小バスを釣って遊んでいます。
釣りスタート!
まずは青木虫からチェック!
土手を上がって溜池を眺めてみると、今の半袖短パンにサンダルというラフな格好で出来そうなのは手前の護岸されている所だけ。
あとはやぶ漕ぎしたり泥の上を歩く必要がありそうだし時間もあんまり無いので護岸されている所で釣りをする事にしました。
護岸されていると言ってもすべて斜めになっていて、普通に立てる場所は用水路への排水口がある今立っている階段状の場所だけ。
出来る事ならこの立ちやすい場所で釣りをしたいので「ここで釣れてくれ!」という期待を込めて青木虫をキャスト。
しかし風が強く思った場所よりも大分手前に落ちてしまいました。
それでも居れば食うだろうと風の力で流してみますが無反応。
チョンチョン動かしたりゆっくり引いてきたり、いつも小バスを釣っているやり方を試してみますが何も寄ってきません。
水の中を覗いてみても見える所には何もいません。
どうやらこの場所じゃ釣れないようです。
緊張しながら左側へ移動……
やっぱり斜めになってる護岸の上を移動して探していくしかないですね。
一歩でも足を滑らせれば確実に池に落ちます。
高さは無いので落ちて死ぬ事は無いでしょうが、浅そうに見える溜池でも落ちれば這い上がれずに溺れ死ぬというネットニュースの記事を見たばかりなので一歩一歩緊張が走ります。
とりあえず行ける範囲の狭い左側から行ってみます。
ちょうど木が張り出していて青木虫が効きそうなのでそこを目指します。
途中で良さそうな所にキャストしつつ進みますがやっぱり反応なし。
ついに木の所まで来たので上から落ちてきた虫のように投げ、しばらく放置。
反応が無いので少しシェイクし、また放置。
それでも反応が無いのでゆっくり引いてきます。
落とす時や水面でシェイクする時はセミやトンボを、引いてくる時は水の中を泳いでるヤゴとかゲンゴロウとか水生昆虫のイメージで引いてくるんですが、やはり無反応。
もしかしてこの池釣れないのか?
と思いつつとりあえず戻って右側を攻めてみます。
左側は不発……範囲の広い右側へ
右側は左側よりも行ける範囲が広くて、護岸が終わった先には泥の地面が続いているので無理をすればもっと奥で行けそうです。
まあ今回は行きませんが。
右側も青木虫を投げながら進みます。
所々、島のように草の生えた地面が水面から出ている所があるので、その周りに付いているバスを狙ってギリギリにキャストしますが何の反応も無く。
半分くらいまで来た所で、ずっと斜めで立っているので足も痛くなってきたし何も釣れないので時間が無くなる前に野木和公園で一匹くらい釣って帰ろうかなぁと思い立ち止まり。
うーん、じゃあ戻りながら違うルアーを投げてみるかぁと何にしようか考えながらバッグを漁っていると、ダイソーでネイルシンカーを買ってみた事を思い出しました。
ダイソーの釣り具を使って初めてのジグヘッドネコリグ!
いつも青木虫で遊んでいるので意外にもネコリグをしてみた事が無く、ダイソーで100円のネイルシンカーが出たので買ったみたのでした。
せっかく買ったし、今日はトップじゃ釣れないみたいなので底を探れるネコリグをやってみる事にします。
持っているワームは海用の物ばかりなのでネコリグに使うミミズっぽいワームはほとんど持っていないのですが、バッグの中にタックルベリーのセールで買ったものの一回だけジグヘッドワッキーをやって以来使っていないバークレイのミミズ系ワームが入っていたのでそれを使います。
頭にダイソーで買った1.3gのネイルシンカーを刺します。
そしてワームの太くなってる所に針を刺そうと思った時、風も吹いているしなんかネイルシンカーの重さだけでは足りない気がしたのでただの針じゃなくてジグヘッドを使う事にしました。
どれにしようかなぁと選ぼうとした時に最初に目に入ったのがダイソーで最近出た1gのジグヘッド。
図らずもダイソーの商品でネコリグをする事になりました。
ところで今思い出しましたがダイソーにはストレートワームもありましたね。
どうせならワームもダイソーにしたかったですね……
今度買ってみようかな。
ジグヘッドネコリグで初ヒット!
ダイソーのジグヘッドを刺して第一投。
ネコリグは初めてなので刺し方は適当です。
多分根掛かりしないように針先を出さずに刺すべきなんだと思いますが、刺さり重視でチョン掛けスタイルにしました。
ネイルシンカーだけの重さでは飛ばないと思ってジグヘッドにしたんですが、このワームが意外と重さがあって結構飛びました。
とりあえず釣りビジョンで見た見よう見まねでチョンチョン動かして虫が底を小突いてるように動かします。
ほんとに底を小突けているかよくわかりませんがまあ上手く動かせなくてワームが倒れてしまってもジグヘッドネコリグからジグヘッドワッキーになるだけなのでバスは釣れるでしょう。
そう思いながら、チョンチョン動かして糸ふけを取るために巻く、チョンチョン動かして巻く、チョンチョン動かして巻く、を繰り返して足元まで来ました。
ここで何か引っかかるような感触が……
ん?と思って聞き合わせしてみるもただの枝。
足元には結構小枝が沈んでいます。
やっぱり生命感ないのかぁと次の一投。
また同じ動作でチョンチョン動かしてきます。
そしてまた足元まで来た時、またしても引っかかるような感触が。
お、今度はバスかぁ?と聞き合わせしてみると、動かない。
いや引っかかって動かないんじゃなくて、引っ張られてる!
バスだ!
気付いて巻き始めると横に走り始めます!
せっかく掛かったのでファイトを楽しみたい所でしたが掛かったのは足元なのですぐに上がってきました。
いつも釣ってるのよりデカい!
本格的にバスフィッシングをやってる人から見れば小さいと思いますけど、いつも野木和公園で10cm~15cmのバスを釣って遊んでる俺からすれば十分大きいです!
20cmくらいありました!
ネコリグをすれば釣れるという事が分かったので、また同じように動かしてみるとすぐに釣れました!
今度は小っちゃい!
これが俺がいつも釣っているサイズです!
でもネコリグ入れてすぐ釣れました!
さすが語源が「根こそぎ釣れる」だと言われるネコリグ!
これはネコリグで爆釣ムード!
と、ちょっとだけ移動しつつまたキャスト。
入れ食い!とはいきませんがまた釣れます!
またサイズが戻りました!
メバリングロッドを使っているのでこのぐらいのサイズになると結構引きが楽しめます!
護岸の端を目指して移動……ヒット!
護岸の端を目指してじわじわ移動していきます。
途中でも立ち止まって釣りをしますが、さっきまでと違って急に反応が無くなってしまいました。
そしてついに護岸の端まで来てしまいました。
端っこに立つ前にちょっと離れた所から、縦ではなく横方向にキャストして、さっき釣れていた足元のラインを探ってみます。
チョンチョン動かしていると、またもや足元でヒット!
またさっきと同じくらいのサイズが釣れました!
アリの襲来!
おお!この辺は釣れるのかもしれない!
と思って護岸の端に立ってキャストを繰り返します。
が、釣れない……
この1匹以降アタリもありません。
護岸のさらに右側、護岸が無くなって泥の地面になっている方にも投げてみますが反応なし。
うーん、もう釣れなくなっちゃったのかな……さっき1匹釣れたし戻ろうかな……
と思いつつも名残惜しくて釣り続けていると、なんか足がチクッとしたような……
見てみるとサンダルの隙間から登ってきたアリが足に思いっきり噛み付いてました。
すぐに払って釣り続行。
しかしすぐにまたチクッと。
見てみるとまたアリが噛み付いています。
またすぐに払って釣り続行。
しかしまたまたすぐにチクッとします。
見た感じアリの巣があるようには見えないんですがなぜかアリが噛み付いてきます。
噛まれてもあんまり痛いわけじゃないので登って来づらいように足踏みしながら釣りをしますが、ふと、そういえば毒を持っているアリがいる事を思い出しました。
さっき噛まれた所も今噛まれた所もなんともないし、一番よく見かける見慣れたアリなので大丈夫だとは思いましたが、なんか怖くなってきたので早々に退散。
と言いつつ、時折遠くの方でバシャンバシャンと飛び出してくる魚がいるので釣りはしながら戻りましたが、アリが気になるのとそろそろ帰りたいなという気持ちで無意識にリグの動かし方が変わってしまったのか結局何も釣れないまま戻りました。
最後に
新しい釣り場の開拓と、やった事の無い釣り方で釣れるのは楽しいですね。
まだ「釣れる」という話は聞いた事はあるけど行った事はない場所が何ヵ所かあるのでそのうち行ってみたいと思います。
コメント